八幡坂

 函館港を一望出来る坂。
 この背後には函館西高があり、そこと坂の中間地点から撮影した写真である。
 風向きによっては、潮の良い匂いが鼻孔をくすぐり、この景色と相まって爽快感を存分に感じることができる。
 時間になると目の前にある港からフェリーなどが出港し、その時には汽笛が鳴り響いてき聞こえてくる。
 この坂は函館の観光スポットにもなっているようで、徒歩で観光している団体客がガイドさんに説明される前から「キレイ」や「すっげー」などの声をもらしながら何度もシャッターを切っている姿を、少しの時間で何度も確認することができた。
 昼間は車が多くて、少し邪魔に思えるかもしれないが、夜になるとそんな心配はほぼない。若干、位置は低いが、ここからでも函館のキレイな夜景を見ることもできる。函館山に登る暇がないときなどにはおススメかもしれない。
2011年 5月3日16時03分
八幡坂にて

ハリストス正教会

山上大神宮神職・澤辺琢磨が、異教を広げる司祭ニコライを叩き切ると息巻いて押しかけた教会。その後、ニコライの教えに心酔し、ニコライに日本語を教授する代償として、箱館にやってきた新島襄を司祭宿舎に下宿させた。
そんな過去の話はあまり知られていないだろう。
現在では入館料を払って中に入る事も出来る。僕たちは入らなかったけども、外から見るだけでもとても美しく、とても満足できる外装だった。上部にある鐘の音を聞いてみたかったが、なる事はなかった。
また、現在ではこの教会で結婚式を挙げるカップルも多いとのこと。でも、使用料とか高いのではないかと思われる。
それでも、こんな素晴らしい教会で結婚式を挙げることができれば、そのカップルたちも素晴らしい結婚生活を送ることができるのではないだろうか。
2011年5月3日16時21分
ハリストス正教会にて


旧函館区公会堂

旧函館区公会堂は、元町観光の拠点ともいわれる元町公園の中にある。
明治40年(1907)の大火で焼失した町会所を再建するために、豪商・有馬哲平をはじめ、市民の寄附を集めて明治43年(1910)洋風建設の粋を集めて造られた明治の代表的な建造物である。それは、内部を見ただけで、豪華なシャンデリアなどのおかげで明治の栄華を感じるような造りになっている。
本館のオランダを配した左右対称形のスタイルや柱頭飾りなどの建築意匠や技法などが大きく評価され、昭和49年(1974)国の重要文化財に指定された。
2階のバルコニーから見える港と坂の景色は絶景で、夜間、照明に浮かび上がるその姿は、気品に溢れていて見ていても飽きる事はなさそうだ。
2011年5月3日15時25分
公会堂にて

公会堂周辺

 この写真は公会堂近辺です。この近辺には多くのアイスクリーム屋さんが軒を連ねていますが、ゴミ箱があらゆるところに設置されていることや、清掃員の方々の存在によってポイ捨てされているごみは見当たりませんでした。
 観光客の方々が多く行きかう元町は、観光スポットが故に多くの店が出店されていたりしています。そのようなところでは、大抵アイスのコーンの包装紙などが落ちていてもおかしくないと思われがちです。それではなぜ元町の環境はあんなにもきれいなのか。そう考えたときにもちろん清掃員の方々の存在は大切になりますが、それぞれの意識も大切だと思いました。
 心理的な問題で、人は“少しばかり汚れたところになら、少しくらい。”と、ポイ捨ても平気でしてしまうのではないでしょうか。それとは逆にゴミひとつない、清掃が行き届いていてゴミ箱が少し歩けばあるようなところに、人はわざわざポイ捨てなんてするのでしょうか。 そう考えてみれば一人一人の意識がどれほど大切かわかったような気がします。 
 これからも一函館市民としてこの景観を守っていきたいと思います。

元町公園 H2365 PM321

公会堂のテラスから

 公会堂のテラスから撮った写真。
 眼下には元町公園と函館の扇形の半分が見える。
 地元の住民や観光客らしき人が写真を撮っているのを発見。坂のところでも写真を撮ったが、ここからの景色もなかなか素晴らしい。
 汽笛の音を聞きながらの景色鑑賞をしたり、元町公園をのんびり歩いてみるのも悪くない。
 夏になったら、もっと賑わうのだろう。もう少ししたら、木も葉っぱを生やし、こののんびりとした雰囲気の公園がもっと和やかになるのは疑いの余地がないないと思う。噴水なども公園内にあり、夏休みになると子供のはしゃぐ声がここにまで届いてきそうだ。
2011年5月3日15時29分
公会堂のテラス から

おそらく

 おそらく、函館の中では元町だけではないかと思われる石畳の道。
 歩いてみると普通の歩道よりもデコボコしていて、なんだか面白い。
 昔は普通の道だったようだが、観光名所となり始めた年からこういった道にしたらしい。自分の独断と偏見でいうと、こういった感じのほうが上品であり、また、キレイに思われるからという理由かもしれない。この道を馬車などが走っていると風情があっていいと思うが、それでも歩いているのは人間だけ。たまに車が走っている程度だろうか。
 
2011年5月3日15時45分
元町の街中にて

元町公園の風景

この写真は函館山のふもとにある元町公園である。元町公園の中には旧北海道函館支庁庁舎や旧開拓函館支庁書籍庫などの文化財建造物、周辺には重要文化財の旧函館区公会堂などの明治洋風の建築物がある。さらに、公園としては、見晴らしがよく、2000本を超える樹林や150株を超えるバラが植栽されているなど、緑がとても多いのが特徴だ。噴水も完備されていて、海も一望できるため涼しさと開放感を味わうことができ、とてもリラックスできる空間になっている。
4月下旬ということで、程よい暖かさで散歩には最適の時季である。そのためか、子ども連れや地元の人たちの姿が目立った。また、函館山の観光からの帰りに休憩場所として利用する観光客もいた。
429午前1013
元町公園