日朝友好の桜

 公園内の桜の木の中で1本だけ扱いが違う「フゲンゾウ」という木の下にあった説明文です。
 この桜は『日朝親善桜』なのです。昔、函館で生活していた朝鮮の人たちが、昭和34年に帰国第一次船で祖国である朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ帰るときに、今まで住んでいた函館の街の市民との永遠の友好を願うことから同年11月30日に苗木を函館市長と記念植樹したのですが、その後、その「フゲンソウ」は古木で衰えてきたので親善の絆を守るために、平成14年(2002年)に2代目となる「フゲンソウ」を植樹したのです。