旧函館区公会堂

旧函館区公会堂は、元町観光の拠点ともいわれる元町公園の中にある。
明治40年(1907)の大火で焼失した町会所を再建するために、豪商・有馬哲平をはじめ、市民の寄附を集めて明治43年(1910)洋風建設の粋を集めて造られた明治の代表的な建造物である。それは、内部を見ただけで、豪華なシャンデリアなどのおかげで明治の栄華を感じるような造りになっている。
本館のオランダを配した左右対称形のスタイルや柱頭飾りなどの建築意匠や技法などが大きく評価され、昭和49年(1974)国の重要文化財に指定された。
2階のバルコニーから見える港と坂の景色は絶景で、夜間、照明に浮かび上がるその姿は、気品に溢れていて見ていても飽きる事はなさそうだ。
2011年5月3日15時25分
公会堂にて