赤レンガ倉庫を残すために

函館の港町にずらりと並ぶ赤いレンガ造りの倉庫。明治末期に商港函館に最初の営業倉庫として建設された。建物内部の太い柱や頑丈な床板に北洋漁業全盛期の往事を感じることができる。
現在では倉庫としてではなくビアホールやレストラン、ショッピングモールとして再利用され多くの観光客で賑わっている。この赤いレンガがレトロ感をかもし出していてちょっぴりお洒落な倉庫群が賑わいをもたらしているのだろう。
なおかつこの周辺の自然環境にも合っていてうまくバランスをとれている。
これこそまさに人と自然が一体となった環境ではないのだろうか。
しかしこれからもこの光景を残していくためには「環境問題」についてもっと深く考えていかなければならない。また考えるだけではなく「環境問題」への取り組みも進めていかなければならないだろう。それには一人一人がこの光景を残していきたいと思うことが大切なのかもしれない。
5月7日12時
金森赤レンガ倉庫