函館湾に面する金森赤レンガ倉庫

多くの観光客が訪れる金森赤レンガ倉庫。奥に見えるのが函館山である。横には函館湾があり、フェリーで函館を遊覧することができる。
金森倉庫は、レンガの積み方にイギリス式を用いている。イギリス式とはレンガの小口を一段、長手を一段と交互に並べて積み上げる方式である。ただし、屋根に近い部分はイギリス式に変わっている。フランス式の積み方は、明治19年ころまで使われた技法で、以降はイギリス式が主流の積み方となった。レンガの積み方によって、その建物が作られた年代を知ることができる。どちらの積み方も立方体を縦横に組み合わせて強度を増す積み方である。このような細かいところからでも歴史を知ることができるのではないだろうか。
5月7日12時
金森赤レンガ倉庫