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景観を守るために

全国各地から年間150~200万人が訪れる金森赤レンガ倉庫。
函館市末広町に位置し、函館湾に面したウォーターフロントに立ち並んでいる。金森倉庫は現在も倉庫として利用されているほか、イベントホール・レストランなどの店舗が入居する商業施設「BAYはこだて」、展示ホールや函館ビヤホールが入っている「函館ヒストリープラザ」、アンティークなどの輸入雑貨を扱う「金森洋物館」、コンサートや展示会の「金森ホール」が営業している。
金森倉庫の歴史は古く、倉庫を最初に建てたのが明治20年。40年に函館大火で焼失してしまい、その後42年に再建され、平成21年に築100年となった。
函館市の伝統的建造物に指定されているため、景観を守るためにさまざまな工夫が施されている。例えば外に置く看板から屋根の補修などは函館市と相談している。
5月7日12時
金森赤レンガ倉庫

函館湾に面する金森赤レンガ倉庫

多くの観光客が訪れる金森赤レンガ倉庫。奥に見えるのが函館山である。横には函館湾があり、フェリーで函館を遊覧することができる。
金森倉庫は、レンガの積み方にイギリス式を用いている。イギリス式とはレンガの小口を一段、長手を一段と交互に並べて積み上げる方式である。ただし、屋根に近い部分はイギリス式に変わっている。フランス式の積み方は、明治19年ころまで使われた技法で、以降はイギリス式が主流の積み方となった。レンガの積み方によって、その建物が作られた年代を知ることができる。どちらの積み方も立方体を縦横に組み合わせて強度を増す積み方である。このような細かいところからでも歴史を知ることができるのではないだろうか。
5月7日12時
金森赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫横道

 赤レンガ倉庫には観光客など多くの人が訪れている。しかしそれにもかかわらず、この写真のようにゴミがあまり見当たらない。それは、訪れる人のマナーがいいのか、影で環境を支えている人がいるのかはわからないが、いずれにしろ、この歴史ある建物の近くにゴミが落ちている簡単には風景は想像することができない。
 また、あまり車が見えない様子をみると赤レンガ倉庫に訪れる人々の多くは公共交通機関を利用していることが予想できる。一応駐車場はあるみたいだが、1時間200円(30分100円)と利用するためには料金が必要ということもあり、公共交通機関を利用して赤レンガ倉庫に訪れる人の方が多いのではないかと思う。これは個人が自家用車で訪れるよりも交通に関して混雑がさけられ、事故なども減り、また二酸化炭素の排出量も少しであるが抑えることができているのだと思う。
5月7日12時
金森赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫を残すために

函館の港町にずらりと並ぶ赤いレンガ造りの倉庫。明治末期に商港函館に最初の営業倉庫として建設された。建物内部の太い柱や頑丈な床板に北洋漁業全盛期の往事を感じることができる。
現在では倉庫としてではなくビアホールやレストラン、ショッピングモールとして再利用され多くの観光客で賑わっている。この赤いレンガがレトロ感をかもし出していてちょっぴりお洒落な倉庫群が賑わいをもたらしているのだろう。
なおかつこの周辺の自然環境にも合っていてうまくバランスをとれている。
これこそまさに人と自然が一体となった環境ではないのだろうか。
しかしこれからもこの光景を残していくためには「環境問題」についてもっと深く考えていかなければならない。また考えるだけではなく「環境問題」への取り組みも進めていかなければならないだろう。それには一人一人がこの光景を残していきたいと思うことが大切なのかもしれない。
5月7日12時
金森赤レンガ倉庫