荒廃の風景①

 ふとこの町の荒廃を印象付ける場所があったので撮影した。こういう場所はメンバーと一緒に移動していても多く目についた。殆どはシャッターが降ろしてあったりしていたが、ここまで破損しているひどい状態であったのがここだ。
 昔はこういう場所は一つもなかったのだろう、経済は潤っていてかなりの好況だからだと思う。しかし、平成に入って以降の景気は下り坂に入り、多くの企業が倒産した。賑わっていた町にはシャッターを下ろした店、だれも住んでいない売地となってしまった家が目立つようになった。明るいところと暗いところがはっきりとわかる街、それが今の大町なのではないか。
 この暗さを吹き飛ばす打開策はないのかとつくづく思う。こういう廃墟を取り壊して、何かに使えないのか、そう考えてもなかなか思いつかない。問題は日々深刻化している。

4月29日午後0時6分
中華會舘付近