護国神社へと通じる高田屋通り、そこに函館山を背に高くそびえ立つ3.6メートルの銅像。帯刀し右手には松前奉行からの論書を、左手には正装に着替えた際に脱いだ衣装を持つ高田屋嘉兵衛像である。高田屋嘉兵衛は司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」の主人公としており、またこの像を日本3大名像のひとつとしている。
高田屋嘉兵衛は1769年淡路島(現在の兵庫県津名郡五色町)に百姓の子として生まれる。その後28歳の時に蝦夷、今の北海道に新たな可能性を見出し箱館に来航。箱館を本拠地として海運業を始めた。その後当時の幕府にその才能を認められ千島方面、現在の北方領土の航路を拓く命を受け、択捉島、根室に港を開き、巨万の富を得る。高田屋嘉兵衛は北方の航路を拓くだけではなく、函館の経済に大きく貢献した。
5月28日16時45分
高田屋通