旧函館市立図書館

公園の奥にある大きな建物は、旧市立函館図書館だ。今は閉鎖されてしまっているが、数年前までは多くの人が本を借りに訪れていた。蔵書の中には北方関係資料や啄木文庫など、特色のある資料も多かった。
 旧図書館の歴史は古く、今から105年前の明治39年、岡田健蔵氏が自宅に図書館を開設したのが始まりだ。その後函館公園の協同館に移され、私立函館図書館として市民有志たちの手で経営された。昭和2年、この鉄筋コンクリートの本館が竣工。昭和3年に、市立函館図書館として開館された。昭和九年の大火により、共同館は焼失したが、本館は無事で貴重な資料は燃えなかった。
 平成17年5月、市立函館図書館は閉館した。その年の11月に函館中央図書館が開館、市立函館図書館の蔵書は中央図書館に移された。
5月28日14時50分
函館公園